当院では、湿疹、アトピー性皮膚炎、かぶれ、手荒れ、おむつかぶれ、あせも、じんましん、とびひ、にきび、いぼ、水いぼ、たこ、うおのめ、水虫、ヘルペス、ほくろ、皮膚腫瘍など、赤ちゃんからご年配の方々まで、あらゆる皮膚疾患を診察致します。口や陰部に生じる粘膜疾患も皮膚科の診療範囲です。
診察は問診、視診が基本になりますが、必要に応じ、顕微鏡検査、血液検査、医療用拡大鏡「ダーモスコピー」を用いたほくろなどの検査を行います。 皮膚科学のエビデンス(科学的根拠)に基づいた治療を基本方針とし、外用療法、内服療法、液体窒素療法、308nm紫外線療法(エキシマライト)を行います。また、大学病院勤務の中で、良性疾患から悪性腫瘍まで、数多くの皮膚科手術に携わった経験を生かし、当院では皮膚科小手術も行っております。対象となる疾患は主にアテローマ(粉瘤)などの良性腫瘍、ほくろなどです。
308nmの紫外線を発生するエキシマライト光線治療器です。 尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、結節性痒疹、円形脱毛症などの難治性疾患の治療に使用する紫外線療法の最新装置です。安全で有効な治療法であるとされています。従来の紫外線療法で改善しにくかった皮膚病変にも効果があることが確認されています。
照射範囲が比較的小さいため、健常部への紫外線照射を避け、病変部だけに限定して紫外線を照射できます。1回あたりの照射時間は数秒ですみ、少ない治療回数で効果を出すことができます。広範囲な病変は不得意ですが、難治性病変に焦点をしぼり、高出力で局所療法を行えます。
ただし、高出力であるため、短期の副作用として照射部位の紅斑、水疱形成、色素沈着(日焼けと同じ)が見られる場合があります。
当院では健康保険診療を基本としておりますが、保険外診療(費用は、各項目をご参照下さい)もご用意しております。治療前には必ず十分なご説明をいたしますが、ご不明な点などございましたら遠慮なくご質問ください。
皮膚疾患は治療により症状が改善するものが多いのですが、中には難治性の疾患もありますので、十分なインフォームドコンセントのもと、患者さん一人ひとりに合った治療を行います。
必要に応じて近隣病院へご紹介させて頂きます。
昼休みなど診療時間外に往診をさせて頂きます。往診ご希望の方はご連絡ください。